2023年11月07日
デジャヴ --1年後の風景--

病院のナイチンゲール像
あれから1年。。。。
日付が変わって、
今日 11月7日は、父の命日 一周忌です。
この1年、思い掛けない現実の数々と向き合い、
とにかく体力の続く限り全力で臨んだ1年でした。
そして、1年後の今・・・
同じ季節に
同じ場所で見る、
同じような風景。
デジャヴ???
そんな感覚に陥る、11月の午後・・・
1年後の私は、
母の入院手続きを済ませ、
ナイチンゲール像を横目に
父と歩いた病院の廊下を通り過ぎる日々を送っています。
人は、時間が過ぎると、
「あの時、こうしていれば・・・・」
と、そんな事を思います。
それが、その時の精一杯だったとしても・・・
未来に思う 「あの時」が
「今」だったとしたら、
体力と精神力が続く限り、最善の策だと思う事の全てを
やっておきたいと思う今日この頃。
母の面倒をみてくれていた父が逝ってしまい、
母と向き合うようになって、母の認知機能の低下が
想像以上だという事に気付くのでした。
私は、若い頃から親元を離れて暮らしていたので、
ここ数年の父からの電話も
「母の愚痴を言っているんだな」 程度に
聞き流していたのですが・・・・
現実、危険を伴う行動の数々・・・・
それは、想像を絶する日々でした。
私 「助けてください。。。」
地域の包括センターに相談し、介護認定調査の結果
要介護 3
母の身の安全の為、施設に入所しました。
そんな矢先の11月に入ったばかりのある日、
施設で出血があり病院に運ばれました。
この時、施設でお世話になっていて良かったと、心から思えた瞬間でした。
「あの時、こうしておいて良かった」 と・・・・
もし1人でいたら・・・・ きっと助かっていなかったでしょう。
出血量が多かった為、輸血をしましたが、アレルギー反応が出てしまい、
一時、慌ただしい雰囲気の中、ICUへ・・・・
数日経ち、容態は安定しています。
また、大量の出血があった場合、アレルギー反応が出るとしても
輸血をしないと死に至ってしまうとの事で、
今は、ただただ、回復を願うばかりです。
母の老後は、思い描いていたような姿ではありませんが、
安全な場所で、笑いの中、全うして欲しいという娘の細やかな願いです。
全てを忘れてしまったとしても、笑顔は人を幸せに出来るから・・・・
私も自分の人生を全うすべく、イメージを形にしていきたいと思っています。
皆様、末長~くお付き合い頂けると幸いです。
父の命日を節目に、私の近況をブログに綴りました。
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いくつになってもお姫サマ(*^-^*)

Posted by ヒメネエ at 00:53│Comments(0)
│日記
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